乳酸菌もみがらぼかし作成セット
使い方
「米ぬかぼかし」と「もみがら米ぬかぼかし」の効能はどのように違うのでしょうか?
米ぬかぼかしと、もみがら米ぬかぼかしでは微生物の力が圧倒的に違います。
成分量も違います。米ぬかぼかしは家庭菜園用です。
本格的にやりたいのなら乳酸菌もみがらぼかしがおすすめです。
もみがらぼかしを上から振りかけても追肥になりますか。
もみがらぼかしは土に混ぜて効力を出すものです。
振りかけただけではさしたる効果を得ることはできません。
暗渠パイプを差し込んでいるのですが、端が埋もれていても大丈夫でしょうか?
暗渠パイプの端は埋もれないように工夫して下さい。
空気の層を作りたいのです。
ぼかしはこの酸素の量が不足すると嫌気になって
いわゆる堆肥のいやな臭いになってしまうのです。
暗渠パイプを切る時に注意をしてもらえれば良いと思います。
pHが6.5でしたが有機石灰を入れるとアルカリ性に傾いてしまわないか心配です。有機石灰を撒いてすぐにもみがらぼかしを投入しても問題ないでしょうか?また、もみがらぼかしを撒いてすぐにみどりの放線菌を散布しても問題ないでしょうか?
pHが6.5であれば有機石灰の必要はありません。
またもみがらぼかし投入後すぐみどりの放線菌ではいけません。
もみがらぼかし投入後1週間は置いて下さい。
その間に微生物が働きます。そのごみどりの放線菌を投入して下さい。
カリウム欠乏症の場合どうしたらいいですか?
乳酸菌もみがらぼかしの追肥を少し多めにやって下さい。
畝間にやって培土器で土寄せをしてください。もちろんその前にトマトの株周辺にも
やって下さい。カリウム欠乏はもみがらぼかしで解決した方が良い結果が出ます。
もみがらぼかしとカルシウム石灰を一緒に入れるのはどうですか?
石灰は必ずpHを計測してから投入をして下さい。液肥を多用しているとpHが低くなる可能性があります。その時は天然ミネラル鉱石をぼかしに混合して使用して下さい。
もみがらぼかしを手作業で行っています。もう少し労力を減らせないかと感じています。肥料用攪拌ミキサーを使用したりなど何か労力の軽減ができるやり方があれば教えて下さい。
キャタピラー付のローダーがあります。
攪拌する機械です。中古でも大丈夫です。
これですと何トンでも作れます。
水田10aに使用料はどのくらいが良いでしょうか?
稲には10a当乳酸菌もみがらぼかし300kgの投入です。
それを土壌にすき込みして下さい。土壌がやわらかく根の張りが良くなります。
分けつも多く収量も出るようになります。
米ぬかが手に入りません。酒粕を代用して籾殻ぼかしを作ることは可能でしょうか?
酒粕をもとにしてはできると思いますが私もやったことがありません。
乳酸菌籾殻ぼかしをまいてサブソイラーをかけた後の畝立てはロータリーを使って作業可でしょうか?
ロータリー耕をやってはいけません。
プラソイラとロータリー耕では降った雨の浸透がまったく違うからです。
せっかくプラソイラで浸透をよくしても
その上にロータリー耕では上にフタをしてしまうようなものです。
プラソイラの後に畝立てをして下さい。
つる枯れでほとんど全滅してしまいました。土壌改良できないものかと思っています。ぼかしをどのくらい作ればいいか教えて下さい。
乳酸菌もみがらぼかしは好気性で土壌改良が短期間で可能になる優れものです。
それほど難しくはありませんが、いくつか注意点があります。
①必ず温度計を挿し込み記録すること。
②温度は60℃前後の中温醗酵です。
③仕込み後、2~3日で60℃前後になります。
④7~10日で内と外を入れ替えてかき混ぜます
⑤その後温度が上昇しなかった場合は、水分が多いか少ないかのどちらかです。
⑥水分が多い場合は仕込み量の5%前後の米ぬかを加えてください。
⑦水分が少ない場合は玄米アミノ酸酵素液100倍希釈水を2~3%加えて下さい。
⑧温度が60℃以上を超えた場合は広げて熱を取り、温度を下げて下さい。
好気醗酵ですから環境の良い場所を選んで作成して下さい。
また、ぼかしの山にシートなどの被覆をすると酸素欠乏になり上手く醗酵しません。
施設内で作る場合はシートが必要になりますが、ぼかしとシートの間にコンテナなど
置いて空気の層を作って下さい。
米ぬか150kgに対しての材料を教えて下さい。
150kgの乳酸菌もみがらぼかしを作る時は400kgを基準に考えて%を考えて下さい。
40%を目安にすればいいと思います。
必ず暗渠パイプを使用して通気性をよくして下さい。
イチゴの栽培をしています。マルチは良くないとの事ですが、私はマルチをして電気を通し地温を12~15度に設定しています。
土に電気を通して地温を12~15度に保っていれば、
マルチはそれほど意味がないと思います。
地温を上げるには乳酸菌もみがらぼかしの投入です。
10アール1tが目安です。一般的に地温は3~5度上がります。