栽培レシピ【トマト】Vol.2

栽培レシピ【トマト】Vol.2

今回の特集は【トマト】です。 
玄米アミノ酸微生物農法の栽培レシピから一部抜粋してお届けします。

 

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トマトの水分管理

 

前回Vol.1では「土壌づくり」のポイントをお伝えしました。今回のテーマは「水分管理」です。

トマトの水分管理は「やり過ぎない」ことが最大のポイント。過湿を嫌い、適度な水分ストレスが品質を高める作物です。


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■ トマトと水分の関係
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トマトの原産地は南米アンデスの乾燥地帯です。

・過湿に極めて弱い
・適度な水分ストレスで糖度が上がる
・急激な灌水は裂果の直接原因になる
・根は深く伸びるが、土壌水分の急変に弱い

排水性の良い土壌(Vol.1参照)が前提条件です。排水が悪い圃場では、どんなに灌水を工夫しても良い結果は得られません。


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■ 育苗期の水分管理
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トマトの育苗期間は約50〜60日。この間の水分管理が苗の質を決めます。

【種の前処理】

・種は玄米アミノ酸酵素液500倍希釈に3時間ドブ漬け
・水切り後、陰干ししてからは種


【育苗ステージ別の灌水】

  は種〜発芽  :乾燥させないように管理。覆土を薄くする
  発芽後    :徒長しやすい時期。土の表面が白く乾いたら灌水
  本葉展開期  :水のやり過ぎに注意。しっかりした茎をつくる
  定植前10〜14日:灌水を控え、苗を「しめる」。根鉢をつくる

育苗期間中は玄米アミノ酸酵素液500倍希釈で灌水します。


【苗の「しめ」が大切】

定植前に灌水を控えて苗をしめることで、定植後の活着が格段に良くなります。しっかりした根鉢をつくることが目的です。


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■ 定植後の水分管理
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定植直後はたっぷり灌水し、活着を促します。

・植え穴にたっぷり水を入れてから苗を置く
・活着までの3〜5日間は毎日確認
・活着が確認できたら灌水間隔を広げる

その後は土壌表面がやや乾く程度に管理します。第1花房の着果を確認してから本格的な灌水管理に入ります。


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■ 果実肥大期〜収穫期の水分管理
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【果実肥大期】

果実が肥大する時期は水分要求量が増えます。

・少量多回数の灌水で土壌水分を安定させる
・急激な灌水は裂果の直接原因
・点滴灌水の導入が最も効果的
・朝の灌水を基本とする


【糖度を上げる水分管理】

・適度な水分ストレスをかけることで糖度が上がる
・ただし過度な乾燥は果実の肥大不良や尻腐れの原因
・水分ストレスと品質のバランスが腕の見せどころ


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■ 玄米アミノ酸酵素液の活用
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灌水時に玄米アミノ酸酵素液を500倍に希釈して与えることで:

・根の活力を維持する
・養分吸収効率が高まる
・土壌中の微生物活動が活発になる

葉面散布と併用すると効果が高まります。


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■ マルチと灌水の関係
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トマト栽培ではマルチフィルムを使用することが一般的です。

・土壌水分の蒸発を抑え、水分を安定させる
・泥のハネ返りを防ぎ、病害を予防
・マルチ下に点滴チューブを設置するのが最も効率的

ただし、マルチをしていると土壌表面の乾き具合がわかりにくくなります。土壌水分計の活用や、定期的にマルチの下を確認する習慣をつけましょう。


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■ まとめ
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トマトの水分管理で大切なのは:

・過湿は厳禁。排水性の良い土壌が大前提
・育苗後期は苗をしめて丈夫な根鉢をつくる
・定植後は活着灌水→乾かし気味に管理
・果実肥大期は少量多回数で安定灌水
・急激な灌水は裂果の原因。点滴灌水が理想
・適度な水分ストレスが糖度を高める

 

 次回は「トマトの病害・または害虫」についてお届けします!

 

続き、詳細は栽培レシピに掲載しています。全11枚の図解付き資料で、育苗から収穫まで各ステージの灌水タイミングが体系的にまとめられています。

 

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