季節の花めぐりvol.15:ガーベラ 空気をきれいにする守り手

季節の花めぐりvol.15:ガーベラ 空気をきれいにする守り手

今回の季節の花めぐりでは、私たちの生活に彩りを添えるガーベラの素晴らしい特性にスポットを当ててみました。その名も「浄化作用」。

ガーベラがどのようにして私たちの周りの空気をきれいにしてくれるのか、興味を持っていただけると嬉しいです。


さて、ガーベラを手にしたことはありますか?彼女たちの華やかな色合いや、大きな花びらは、多くの人々を魅了してきました。でも、その美しさだけでは語り切れないガーベラの特性があるのをご存知でしょうか。


ガーベラは、なんと空気の中の有害物質、特にホルムアルデヒドを吸収する能力を持っています。家の中の家具や壁紙から放出されるホルムアルデヒドは、頭痛や目の刺激を引き起こすことが知られています。そんな中、この小さな花が密かに私たちをサポートしてくれているのです。


でも、どうしてガーベラはホルムアルデヒドを吸収できるのでしょうか?植物は、光合成を行う際に炭酸ガスを吸収し、酸素を放出します。この過程の中で、ガーベラはホルムアルデヒドも一緒に吸収することができるのです。これは、自然界の驚くべきシステムの一部と言えるでしょう。


実は、この浄化作用を持つ植物はガーベラだけではありません。しかし、ガーベラは特にその能力が高いと言われています。だから、生活空間に彼女たちを取り入れることで、より快適な空間を作るサポートをしてくれるのです。


皆さんも、次にガーベラを手にするとき、その美しい姿だけでなく、私たちの健康をサポートするその「力」にも感謝してみてはいかがでしょうか。毎日の生活が、少しでも快適に、そして健やかになるお手伝いをしてくれる、そんなガーベラの存在に、改めて目を向けてみてくださいね。

今週の名所

札幌諏訪神社は、歴史と静寂が深まる場所として多くの参拝者に親しまれていますが、その中でも特に目を引くのが「花手水」です。

手水舎にはガーベラをはじめ、四季折々の花が水面に浮かべられ、その華やかな色合いが多くの人々を魅了しています。


花手水とは、文字通り花を水に浮かべて楽しむことから名付けられました。神社での清めの儀式としての手水と、その上に彩られる季節の花が融合することで、新しい形のアートとも言えるでしょう。


ガーベラは、多くの色のバリエーションがあることから、それぞれの色が持つ意味やメッセージを感じながら、手を清めることができます。例えば、赤いガーベラは情熱や愛情を、白いガーベラは純粋さや無垢を、ピンクのガーベラは感謝や優しさを象徴しています。


花手水は札幌諏訪神社を始め、現在様々な神社で行われています。是非とも立ち寄って、この美しい花手水を楽しんでみてください。

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