栽培レシピ「青首大根」Vol.1

栽培レシピ「青首大根」Vol.1

今月の特集は【青首大根】です。 
玄米アミノ酸微生物農法の栽培レシピから一部抜粋してお届けします。

青首大根の形態的特性について

【大根の好む土壌】
大根は、深く耕され、排水性と保水性に優れた土壌を好みます。
腐植質が豊富で、微生物の活動が活発な土壌では、質の高い大根が育ちます。
大根は根を深く伸ばし、肥料をあまり必要としない作物ですが、そのためには土壌の質が非常に重要です。
大根は土の中で育つ作物であるため、良質な土壌作りが成功の鍵を握ります。

【根の特性】
大根の根は、肥大期には最大で2メートルにも達することがあります。
側根は60~100cmに伸び、強い吸肥力を持ちます。多肥を好まないため、肥料は控えめにし、深く耕して良質な耕土を作ることが大切です。
発芽から30日で肥大期に入り、40日を過ぎると根の肥大が急激に進みます。
収穫の10日前が最も肥大する時期ですが、過剰な肥大には注意が必要です。
根の成長適温は、幼根期が28℃、生育初期は21~23℃、中期以降は16~20℃で、晩夏から晩秋にかけてが栽培に適しています。

【葉の成長】
発芽後約20日で葉の成長が目立ち始め、30日を過ぎると葉が立ち上がり、成長の最盛期に入ります。
葉が過剰に茂る場合は、チッソ(窒素)の過多が原因です。
葉の量が多いほど、根の肥大は促されません。
過繁茂した場合、外側から数えて15~20枚の葉が大きくなり、内側に向かって小さくなります。

【種子の特徴】
大根の種子は柔らかく、発芽しやすい性質を持っています。
播種時には水分が非常に重要で、十分な水を与えて乾燥を防ぐことが大切です。
発芽に適した温度は15~30℃ですが、20~25℃での発芽率が最も高くなります。

こちらの続き、詳細は栽培レシピに掲載しております。
次回は「青首大根の土壌作り」についてお届けします!

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