今月の特集は【白ネギ】です。 玄米アミノ酸微生物農法栽培レシピから一部抜粋してお届けします。 白ネギに適した土壌条件 土壌づくりのポイント 1. ほ場の選定 排水性が良い場所を選びましょう。 通気性が良く、軽い土質をネギは好みます。 明渠(めいきょ)排水や大雨時の降雨対策も重要です。 雨によって酸素不足になる土壌は、根の発育に悪影響を与えます。 2. 作土層と深耕 作土層は25cmを確保するのが理想です。 深く耕すことで酸素を供給しやすい土壌になり、ネギの生育・太りが良くなります。 3. 土壌のpH調整 ネギに適したpHは6.0〜6.5。とくに6.5に近い方が理想的です。 pHが高いほど土が軽くなり、酸素を多く含むことができます。 ネギの根は酸素を好む性質があるため、pH調整は生育に直結します。 4. 肥料設計(乳酸菌もみがらぼかし使用時) 区分 使用量(10アールあたり) 基肥 もみがらぼかし 700kg 追肥 もみがらぼかし 100kg × 3回 チッソ量 基肥21kg+追肥9kg(合計30kg) 5. pH調整用 有機石灰の目安 乳酸菌もみがらぼかしと同時にすき込むと効果的です。 土壌pH 有機石灰の量(10アールあたり) pH5.0〜5.3 300kg pH5.3〜5.6 200kg pH5.6〜5.9 100kg pH6.0以上 50kg 続き、詳細は栽培レシピに掲載しております。 次回は「白ネギの水分の与え方」についてお届けします! 栽培レシピのご購入はこちらから