栽培レシピ【スイカ】Vol.3
今月の特集は【スイカ】です。
玄米アミノ酸微生物農法栽培レシピから一部抜粋してお届けします。
スイカの連作障害・病害対策
よく見られるスイカの病害
スイカはさまざまな病害にかかりやすい作物です。以下は主な病名です:
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カビ由来:うどん粉病、菌核病、炭疽病、白絹病、葉縁黒枯れ病
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細菌由来:褐斑細菌病、果実汚斑細菌病
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ウイルス由来:モザイク病、緑斑モザイク病
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土壌由来:つる割病、つる枯病、半身萎凋病、褐色腐敗病、黒点根腐病、疫病
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生理障害:黄帯果、急性萎凋症(葉枯れ症)、たなおち果、変形果、肉質悪変果、葉脈間褐変症
連作障害について
スイカは連作に弱い作物です。とくに有機肥料を多用している場合は、以下のような障害が出やすくなります:
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つる割病
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センチュウ害
連作障害が出た圃場は、最低でも5年間の輪作が必要とされます。
輪作におすすめの作物
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ダイコン
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ニンジン
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ゴボウ
(いずれも深根性で耕土の深い作物が適しています)
土壌病害の主な原因
以下のような土壌環境が、病害の原因となります:
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水分過剰による過湿状態
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肥料の入れすぎによる土壌汚染
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耕盤層にたまった老廃物
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植物から分泌される有機酸
病害対策の基本:定植前の土づくり
病害を防ぐためには、定植前の土壌改善が最重要です。
病害を防ぐためのポイント
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カビ病の原因を除去
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土壌の通気性を高めて酸素量を確保
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これらができていれば、最良の病害予防になります。
病害予防に使える資材
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乳酸菌もみがらぼかし
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土壌を団粒化し、微生物のバランスを整える
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醗酵ニームケイク
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病害が心配な圃場では、20%混合して乳酸菌もみがらぼかしに添加
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カビ由来の病害対策に
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みどりの放線菌 200g + 水100L + 玄米アミノ酸酵素液
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土壌散布によってカビ病菌の抑制に効果あり
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病害が出るとどうなるか
病害が出ると…
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生育不良
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欠株(株が枯れる)
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品質低下(不良果の増加)
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収量減少 → 収入減少に直結
翌年以降の栽培にも大きな影響を与えます。特に、
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有機肥料:カビ由来の病害を助長
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化成肥料:土壌害虫を呼び寄せやすい
そのため、予防的な土壌管理と資材の選定が重要です。
続き、詳細は栽培レシピに掲載しております。
次回は「スイカの光合成」についてお届けします!