トマトと光合成
シリーズ最終回のVol.4では、「光合成によるニラの品質向上」をお届けします。
ニラは刈り取り収穫を繰り返す作物であり、光合成による葉の再生力が収量と品質を決めます。葉面散布を活用して光合成を促進し、柔らかく香り高いニラを育てましょう。
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■ ニラと光合成の関係
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・ニラは刈り取り後、根に蓄えた養分と光合成で葉を再生する
・光合成が活発なほど再生が早く、収穫回転率が上がる
・光合成が十分な葉は肉厚で柔らかく、香りが強い
・光合成不足の葉は薄く硬く、色が淡くなる
・光合成が活発な株は病害への抵抗性も高い
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■ 受光態勢と栽植密度
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ニラの光合成効率は栽植密度に大きく影響されます。
・密植しすぎると葉が重なり合い、下位の葉に光が届かない
・適正な株間を確保して全ての葉に光を当てる
・条間30cm・株間20〜25cmが一般的な目安
・刈り取り後の再生時は新葉が立ち上がるまで通路を確保する
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■ 光合成が活発にできる「良い葉」とは
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・葉肉が厚く、しっかりした手触り
・鮮やかな緑色(濃緑ではない)
・葉幅が適度にあり、ねじれが少ない
・チッソ過多ではない
チッソ過多の葉は薄く幅広に伸びて垂れ下がり、光合成力が弱い状態です。適正なチッソ管理が良い葉をつくるカギです。
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■ 玄米アミノ酸酵素液の葉面散布
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【散布時期とタイミング】
株養成期 :7〜10日に1回
刈り取り直後 :翌日から3〜5日に1回で再生促進
再生〜収穫期 :7日に1回
冬期休眠前 :10〜14日に1回で根への養分蓄積を促す
希釈 :500倍
散布量 :10アール当たり200〜300L
【散布時間】
・朝方10時までが目安
・高温の日中は避ける
光合成に過剰害はありません。回数は多いほど効果も高まります。刈り取り直後の散布が特に重要です。
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■ 光合成による病害・害虫の予防
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病害(カビ病)→ みどりの放線菌 200gで水100Lの計算で併用
害虫 → ニーム酵素液 トラブル時に対応
さび病の予防には週1回の併用散布が特に有効です。光合成で葉が厚くなるとさび病菌の侵入も受けにくくなります。
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■ シリーズまとめ
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全4回にわたり、ニラの栽培ポイントをご紹介しました。
Vol.1 土壌づくり 多年栽培に耐える土壌、排水+微生物の活性化
Vol.2 水分管理 刈り取り後のたっぷり灌水、乾湿のバランス
Vol.3 病害・害虫対策 さび病予防、ネギアザミウマ対策
Vol.4 光合成と品質向上 葉面散布で再生促進、肉厚で香り高い葉をつくる
ニラは多年栽培で手間が少ない一方、土壌と光合成の基盤をしっかり作ることで、年間5〜6回の安定した刈り取り収穫が可能になります。
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次回は「ニンジンの土壌作り」についてお届けします!
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今回ご紹介した内容は栽培レシピの一部です。全18枚の図解付き資料では、接木苗の選び方から各ステージの管理方法がさらに詳しく掲載されています。
栽培レシピで、ニラ栽培の全体像を手に入れてください↓
1品目 ¥3,300(税込)
電子版(ダウンロード)・紙版(QRコード郵送)からお選びいただけます。