栽培レシピ「エダマメ」Vol.1
今月の特集は【エダマメ】です。
玄米アミノ酸微生物農法の栽培レシピから一部抜粋してお届けします。
玄米アミノ酸微生物農法の栽培レシピから一部抜粋してお届けします。
エダマメの形態的特性について
エダマメの好む土壌
エダマメは、根が表層と深層に広がる特性を持ちます。表層には酸素を多く必要とする細根が多く、深根は湿害に弱いです。そのため、保水性、透水性、通気性が必要です。チッソはそれほど必要ありませんが、腐植が多い方が良く、団粒構造で微生物が豊富な土壌が理想的です。
種子
エダマメの種子は柔らかく、水分を含みやすいため、発芽しやすいです。発芽に適した温度は約25℃です。寒い時期の育苗では、温度管理が重要となります。
根
エダマメの根は、主根と側根から構成されます。主根は最大1.5mまで伸び、排水が悪いと湿害を受けます。側根は主根の茎部10~15cmから出て、開花期頃には地下25cmに細かい根が密に発生します。酸素を多く必要とし、水分も同時に求めます。開花後、側根は30cmまで伸び、根の大部分は地下30cmに存在します。ロータリー耕では耕土が不足するため、プラソイラのような深耕が必要です。
根粒と根粒菌
本葉が1枚出る頃から根粒が着生し、根粒菌は播種後20~30日頃から空中の窒素固定を始めます。根粒が崩壊するまでチッソを固定します。根粒菌の使用方法には2種類あります。
- 播種する豆に根粒菌を付着させる方法
- ヘアリーベッチの緑肥に混ぜて土壌を改良し、根粒菌を育成する方法
これらの情報を元に、エダマメの栽培に適した環境を整えましょう。
こちらの続き、詳細は栽培レシピに掲載しております。
次回は「エダマメの土壌作り」についてお届けします!
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