栽培レシピ「キャベツ」Vol.4
今月の特集は【キャベツ】です。
玄米アミノ酸微生物農法の栽培レシピから一部抜粋してお届けします。
玄米アミノ酸微生物農法の栽培レシピから一部抜粋してお届けします。
キャベツの光合成と生育管理
キャベツは、光合成を最大限に活用できる作物です。光合成は植物が水と二酸化炭素を使って栄養(炭水化物)を作り出すプロセスで、この栄養がキャベツの成長に大きく関わります。適切な光合成により、キャベツの糖度が大幅に上がり、品質が向上し、さらに大きく重いキャベツが収穫できるようになります。
キャベツの結球と肥大期
キャベツは、外葉が20枚程度になった頃に結球を始め、その後肥大期に入ります。この時期は特に光合成が活発になり、しっかり栄養を蓄えることができれば、大玉で重量感のあるキャベツが育ちます。玄米アミノ酸酵素液を葉面散布することで、キャベツの成長を促進し、理想的な肥大を実現します。
水分コントロール
キャベツの根は単純な構造を持っているため、水分の調整が難しいですが、葉は複雑な構造をしており、水分コントロール機能を備えています。このため、葉の健康を保つことが水分管理の鍵となります。
光合成を活発にする葉の特徴
・葉肉が厚い
・葉の色が淡い
・葉が大きく広がらない
・チッソ過多ではない
・葉脈がしっかりしていて、産毛が多い
このような葉は、病虫害の防止にも役立ちます。
光合成を活性化する方法
光合成を促進するためには、玄米アミノ酸酵素液の葉面散布が効果的です。500倍に希釈した液を、200~300L散布することで、成長が早くなるだけでなく、甘みも増します。
光合成による病害・害虫予防
みどりの放線菌は病害を防ぎ、トラブルが発生した際に対応する役割を果たします。予防としては、週1回の散布が推奨されます。また、ニーム酵素液を使用することで害虫の予防も可能です。
このように、適切な光合成の管理と水分調整、病害虫対策を行うことで、健康で高品質なキャベツを育てることができます。
こちらの続き、詳細は栽培レシピに掲載しております。
来月は「キュウリ」についてお届けします!
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