栽培レシピ「キュウリ」Vol.4
今月の特集は【キュウリ】です。
玄米アミノ酸微生物農法の栽培レシピから一部抜粋してお届けします。
キュウリの光合成と生長
光合成を活発に行うことで、キュウリは葉の枚数や花芽の数が増え、色つやが良くなり、収量も大幅にアップします。特に葉の光合成能力は、展開後10~35日間が最も高く、生長点から5~30枚目の葉がメインとなります。
光合成のプロセスでは、午前中に約70%が行われ、日没後5時間までに光合成で作られた栄養が植物内で転流されます。収量を上げるためには、この主力の葉を中心に着果を促進することが重要です。
玄米アミノ酸酵素液で光合成を促進
玄米アミノ酸酵素液を週3~4回葉面散布することで、光合成を促進できます。特に高温期には、朝晩の散布が効果的です。この方法により、葉数や花芽の数、着果、収量が向上するだけでなく、細根が増えて根の張りも良くなります。
光合成を活発にする「理想的な葉」
光合成を効率よく行える葉の特徴は以下の通りです:
- 葉肉が厚い
- 色が淡い
- 大きく広がらない
- チッソ過多ではない
- 葉脈が立ち、産毛が多い
このような葉は、病虫害の防止にも役立ちます。
葉面散布のポイント
- 定植1~2ヶ月後:玄米アミノ酸酵素液を500倍に希釈し、10アールあたり200~300Lを散布
- 定植3ヶ月以降:10アールあたり300~500Lを散布
これにより、花芽の数が増え、収量の向上が期待できます。
病害虫予防の取り組み
- 病害:みどりの放線菌を使用
- 害虫:ニーム酵素液を散布
トラブルが発生した際にはこれらで対応し、予防的には週に1回の散布がおすすめです。
植物が持つ本来の力を引き出し、健康で収量の多い作物を育てるためには、光合成を最大限に活用することが重要です。玄米アミノ酸酵素液やニーム酵素液を上手に活用し、毎日のケアを大切にして、美しい作物を育てていきましょう!
こちらの続き、詳細は栽培レシピに掲載しております。
来月は「ケール」についてお届けします!
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