ナスと光合成
シリーズ最終回のVol.4では、「光合成によるナスの品質向上」をお届けします。
ナスは長期間にわたって収穫する作物であり、光合成の持続力が総収量と品質を決めます。整枝・更新剪定・葉面散布の組み合わせがポイントです。
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■ ナスと光合成の関係
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・ナスは強い光を好み、光合成による生長効果が大きい
・光合成が十分な果実は皮にツヤがあり、果肉がしまり、食味が良い
・光合成不足は色ぼけ・軟果・つやなしの原因
・光合成が活発な株は病害への抵抗性も高い
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■ 整枝と受光態勢
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ナスの整枝(仕立て方)は光合成効率に直結します。
・3本仕立て・4本仕立てなど、品種と栽培体系に合わせる
・すべての葉に均一に光が当たる樹形をつくる
・古い葉や病葉は段階的に摘除して通風・受光を改善
・一度に大量に摘葉しない(光合成面積の急減を避ける)
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■ 更新剪定と光合成のリセット
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真夏に樹勢が衰えた場合、更新剪定(切り戻し)を行います。
・新しく伸びた枝には若くて活力のある葉がつく
・光合成能力が復活し、秋ナスの品質向上につながる
・「秋ナスは嫁に食わすな」の美味しさは更新剪定のおかげ
・更新剪定後は玄米アミノ酸酵素液の葉面散布で回復を促進
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■ 光合成が活発にできる「良い葉」とは
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・葉肉が厚い
・色がやや淡い(濃緑ではない)
・適度な大きさ
・チッソ過多ではない
チッソ過多の葉は薄く大きく広がり、光合成力が弱い状態です。適正なチッソ管理が良い葉をつくるカギです。
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■ 玄米アミノ酸酵素液の葉面散布
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【散布時期とタイミング】
定植〜活着期:2〜3日に1回
生育期 :7〜10日に1回
収穫最盛期 :5〜7日に1回(重点期間)
更新剪定後 :3〜5日に1回で回復促進
希釈 :500倍
散布量 :10アール当たり200〜300L
【散布時間】
・朝方10時までが目安
・高温の日中は避ける
光合成に過剰害はありません。回数は多いほど効果も高まります。
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■ 光合成による病害・害虫の予防
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病害(カビ病)→ みどりの放線菌 200gで水100Lの計算で併用
害虫 → ニーム酵素液 トラブル時に対応
予防的には週1回の併用がおすすめです。
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■ シリーズまとめ
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全4回にわたり、ナスの栽培ポイントをご紹介しました。
Vol.1 土壌づくり 排水+保水の両立、接木苗の活用
Vol.2 水分管理 「水で育てる」、たっぷり灌水+しっかり排水
Vol.3 病害・害虫対策 接木苗、微生物農法、農薬最小限
Vol.4 光合成と品質向上 整枝、更新剪定、葉面散布
ナスは水分管理と光合成の組み合わせで、つやのある高品質果実を長期間収穫できる作物です。
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次回は「ニラの土壌作り」についてお届けします!
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今回ご紹介した内容は栽培レシピの一部です。全18枚の図解付き資料では、接木苗の選び方から各ステージの管理方法がさらに詳しく掲載されています。
栽培レシピで、ナス栽培の全体像を手に入れてください↓
1品目 ¥3,300(税込)
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