
栽培レシピ「サツマイモ」Vol.2
今月の特集は【サツマイモ】です。
玄米アミノ酸微生物農法の栽培レシピから一部抜粋してお届けします。
サツマイモの生長と定植後の管理ポイント
■ 生長点の伸び始める条件
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サツマイモの生育は、外気温が安定して20℃を超える頃から本格的に始まります。
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気温が上がると、つるが勢いよく伸び始めます。
■ 定植の時期と目安
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定植の適期は5月頃。
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地温が15℃を超え、桜の花が散る頃が目安です。
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定植から約3週間後に、つるが伸び始めるのが一般的です。
■ 定植時の水分管理
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乾燥に注意が必要です。
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定植直後の水分管理は非常に重要で、乾かさないようにこまめに水を与えるようにします。
■ 水分量の確認方法
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水を与えたあとは、必ず土を掘って水の浸透状況を確認します。
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50~60cmの深さまで掘り、耕盤層に水が溜まっていれば水分過剰のサインです。
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排水性が悪いと根腐れの原因になるため、適度な水分が保たれているかを定期的に確認しましょう。
■ つるの伸びを良くするための土づくり
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天然ミネラル鉱石30kgと、みどりの放線菌2kgを混合して筋に投入します。
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この処理により、悪玉菌の発生を抑え、つるの伸長がスムーズになります。
■ 定植後の水分補給の方法
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玄米アミノ酸酵素液を1000倍に希釈して使用します。
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散布量の目安は、10アールあたり2~3トン。
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噴霧器のノズルは「散水状」に設定すると、まんべんなく潅水できます。
まとめ
サツマイモは温度・水分・土壌のバランスがそろうことで、つるがよく伸び、生育が順調になります。
定植期の乾燥防止とこまめな水分チェック、さらにアミノ酸や微生物資材の活用によって、生長点の伸びを促し、健全な初期生育をサポートしましょう。
こちらの続き、詳細は栽培レシピに掲載しております。
次回は「サツマイモの害虫害」についてお届けします!
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