栽培レシピ【スイートコーン】Vol.4

栽培レシピ【スイートコーン】Vol.4

今回の特集は【スイートコーン】です。 
玄米アミノ酸微生物農法栽培レシピから一部抜粋してお届けします。

 

スイートコーンの生育と光合成の関係

スイートコーンは、葉で行う光合成によって栄養をつくり出し、生長する作物です。光合成によって生成される炭水化物(糖類)は、スイートコーンの生長の80%以上を支え、糖度を高め、品質向上にもつながります。

スイートコーンは特に葉に栄養を蓄える性質があり、葉の健全な生育は甘味や大きさに直結します。


スイートコーンは「C4植物」

スイートコーンは、光の利用効率が高いC4植物に分類されます。
C4植物は強い日差しのもとで光合成が活発になりやすく、日照条件が良いほど品質が向上します

中でも、絹糸が出てから収穫までの約25日間は、光合成が最も活発に行われる時期であり、この期間の管理がとても重要です。


水分コントロールと葉の構造

スイートコーンの根は単純な構造のため、自ら水分をコントロールする力が弱い一方、葉は水分調整機能を備えた複雑な構造を持っています。

光合成を活発に行える“よい葉”の特徴は以下のとおりです:

  • 葉肉が厚い

  • 淡い緑色

  • 大きく広がりすぎない

  • チッソ過多ではない

  • 葉脈が立ち、産毛が多い(病虫害予防にも効果)


光合成を促進する管理

葉面散布でのアミノ酸補給

光合成を高めるためには、玄米アミノ酸酵素液の葉面散布が有効です。
500倍希釈で、10アールあたり300〜500Lを散布します。葉の質が向上することで、より多くの栄養が蓄えられ、スイートコーンの甘味も増します。


病害虫の予防にも光合成が関係

光合成が活発で、葉が健康であれば病害虫に対する抵抗力も高まります。
加えて、以下の対策を組み合わせることで予防効果が向上します:

  • みどりの放線菌(病害対策)

  • ニーム酵素液(害虫対策)


光合成には「やりすぎ」の心配がない

農業では、たとえば肥料・水・チッソなどの「過多」が障害の原因となりますが、光合成だけは“過剰”という概念がありません
毎日でも問題なく、散布回数が多いほど葉が厚く、光沢が増して生き生きしてきます。

ただし、現実的には作業量の都合から週1回程度の施用が一般的ですが、理想的にはより頻度を増やすことが推奨されます。


まとめ

スイートコーンの高品質栽培には、光合成の最大化が不可欠です。
そのために大切なのは:

  • 日照を活かす栽培スケジュール

  • 水分管理と葉の質の維持

  • アミノ酸酵素液による葉面散布

  • 病害虫への予防的ケア

特に「絹糸期から収穫までの25日間」は、光合成量が糖度と品質に直結するため、集中した管理が求められます。
健全な葉が育てば、甘味が強く、しっかりとした大きなスイートコーンを収穫することができるのです。

 

こちらの続き、詳細は栽培レシピに掲載しております。

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次回は「セルリー(セロリ)の土壌作り」についてお届けします!

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