今回の特集は【ナス】です。
玄米アミノ酸微生物農法栽培レシピから一部抜粋してお届けします。
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ナスの土壌づくり
ナスはナス科の果菜類で、日本では古くから栽培されてきた作物です。施設栽培では長期間にわたって収穫でき、経営的にも重要な品目です。
今回のシリーズでは、玄米アミノ酸微生物農法によるナス栽培のポイントを4回に分けてお届けします。Vol.1のテーマは「土壌づくり」です。
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■ ナスは「水で育てる」が土壌が前提
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ナスは水分を好む作物ですが、その前提として排水性の良い土壌づくりが欠かせません。
・根は広く深く張り、酸素要求度が強い
・水分要求量が多いが、常に水浸しでは根腐れを起こす
・排水性が良く、かつ保水力もある土壌が理想
・栽培期間が長く、多くの養分を必要とする
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■ 排水対策と深耕
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【明渠排水】
ナスは過湿条件で青枯病・半身萎凋病が多発します。明渠排水は必ず整備してください。
【プラソイラによる深耕】
・作土層は30cm以上を確保する
・耕盤層を破壊し、根域を確保する
・通気性・排水性を改善して酸素供給量を増やす
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■ pH管理と肥料設計
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【土壌pHは6.0〜6.5】
<有機石灰の施用目安(10アールあたり)>
pH 5.0〜5.3 → 300kg
pH 5.3〜5.6 → 200kg
pH 5.6〜5.9 → 100kg
pH 6.0〜 → 50kg
【乳酸菌もみがらぼかしの投入】
・基肥:10アール当たり500〜600kg(栽培期間が長いためやや多め)
・ただし一度に大量に入れず、基肥と追肥に分けて設計する
・チッソ量は基肥で15〜18kg/10aの範囲
ナスは栽培期間が長く養分吸収量が多いため、追肥計画も含めた肥料設計が重要です。
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■ 連作障害と接木苗
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ナス科は連作障害の代表格です。
・青枯病・半身萎凋病・褐色根腐病のリスクが高い
・接木苗の活用が最も確実な対策
・台木品種の選定が重要(耐病性、樹勢の強さ)
・接木苗を使っても土壌環境が悪ければ効果は限定的
土壌の微生物環境を整えることが、接木苗の効果を最大限に引き出す条件です。
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■ 土壌消毒と微生物の関係
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化学的な土壌消毒は有害菌だけでなく有用微生物も殺してしまいます。
・消毒直後は一時的に病害が減るが、長期的には土壌が劣化する
・微生物の力で病原菌を抑える「拮抗作用」を活用するのが微生物農法
・乳酸菌もみがらぼかし+醗酵ニームケイクの併用が効果的
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■ まとめ
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ナスの土壌づくりのポイントは:
・排水性+保水力の両立が必要
・作土層30cm以上、酸素が豊富な土壌をつくる
・pH6.0〜6.5に調整
・乳酸菌もみがらぼかし500〜600kg/10aで微生物性を高める
・基肥と追肥のバランス設計が重要
・連作障害には接木苗+微生物農法で対応
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次回Vol.2では、「ナスの水分の与え方」をお届けします。
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続き、詳細は栽培レシピに掲載しています。全11枚の図解付き資料で、土壌づくりから収穫・ほ場管理まで体系的に学べます。
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