栽培レシピ【ニンジン】Vol.1

栽培レシピ【ニンジン】Vol.1

今回の特集は【ニンジン】です。 
玄米アミノ酸微生物農法栽培レシピから一部抜粋してお届けします。

 

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ニンジンの土壌づくり

 

ニンジンはセリ科の根菜類で、直根性の作物です。根が真っ直ぐ深く伸びるため、土壌の物理性が品質を大きく左右します。又根・裂根・岐根などの変形根は、土壌環境に起因するものがほとんどです。

今回のシリーズでは、玄米アミノ酸微生物農法によるニンジン栽培のポイントを4回に分けてお届けします。Vol.1のテーマは「土壌づくり」です。


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■ ニンジンは土壌で決まる根菜
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ニンジンは直根が真下に伸びていくため、土壌の状態がそのまま根の形と品質に反映されます。

・直根性で主根が30cm以上伸びる
・石や固い土塊に当たると又根・岐根の原因になる
・排水不良は根腐れ・軟腐病を招く
・通気性の良い膨軟な土壌が理想
・砂壌土〜壌土が最も適する


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■ 深耕と砕土
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【プラソイラによる深耕】

・作土層は30cm以上を確保する(五寸ニンジンの場合)
・耕盤層を破壊し、根が真っ直ぐ伸びる環境をつくる
・深耕後はロータリーで丁寧に砕土する

【砕土の重要性】

・土塊が残ると又根の原因になる
・石礫は必ず除去する
・播種床の表土はできるだけ細かくする
・ニンジンの種は小さく、覆土が厚すぎると発芽しない


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■ pH管理と肥料設計
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【土壌pHは6.0〜6.5】

<有機石灰の施用目安(10アールあたり)>

  pH 5.0〜5.3 → 300kg
  pH 5.3〜5.6 → 200kg
  pH 5.6〜5.9 → 100kg
  pH 6.0〜 → 50kg

【乳酸菌もみがらぼかしの投入】

・基肥:10アール当たり300〜400kg
・チッソ量は基肥で10〜12kg/10aの範囲
・ニンジンはチッソ過多で葉ばかり繁り、根の肥大が遅れる
・未熟な有機物は又根の原因になるため、完熟したものを使う
・追肥は間引き後に乳酸菌もみがらぼかし80〜100kg/10aを1〜2回


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■ 連作障害と輪作
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ニンジンは連作障害が比較的出やすい作物です。

・ネコブセンチュウの被害が蓄積しやすい
・連作すると根の表面が荒れ、品質が低下する
・セリ科の前作(パセリ・セロリ・ミツバなど)は避ける
・2〜3年の輪作間隔を確保する
・乳酸菌もみがらぼかし+醗酵ニームケイクの併用でセンチュウ密度を下げる


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■ 畝立てと播種床の準備
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・畝幅は60〜90cmが一般的
・畝の表面を平らに均し、播種溝を切る
・覆土は5mm程度と薄くする(好光性種子のため)
・播種後は鎮圧して種と土を密着させる
・発芽までの乾燥を防ぐため、もみがらやわらで被覆するとよい


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■ まとめ
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ニンジンの土壌づくりのポイントは:

・直根性のため、作土層30cm以上の膨軟な土壌が必須
・石礫と土塊の除去を徹底する
・pH6.0〜6.5に調整
・乳酸菌もみがらぼかし300〜400kg/10a(未熟有機物は禁物)
・チッソ過多は葉勝ちになるため注意
・ネコブセンチュウ対策として2〜3年の輪作

次回Vol.2では、ニンジンの水分管理をお届けします。


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続き、詳細は栽培レシピに掲載しています。全11枚の図解付き資料で、土壌づくりから収穫・ほ場管理まで体系的に学べます。

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