今週のおたより

12月初旬になっても気温は20度もあります。
気温が高いと病虫害は出やすくなります。
なぜ、そうなるのでしょうか。

肥料の分解が早くなるのです。
冬場は気温が低くなるのでチッソが効きにくくなります。
一般的にチッソは液肥など多く投入するのが慣例です。
そこへ気温が高いとなるとコナジラミなどの南方系の害虫やうどん粉などのカビ病が発生しやすくなるのです。
肥料を少なくしろというのは、とても不安になるものです。
大丈夫なのかと心配になってしまうのです。

そこで、おすすめなのが玄米アミノ酸酵素液の葉面散布です。
500倍に希釈して回数多くやって下さい。
イチゴやほうれん草など、とても効果が出ます。

これだけで育つと言っても過言ではありません。
気温の高い年は続くことになるでしょう。
病虫害や高温障害は多くなることはあっても減ることはありません。

もう一度学習をやり直して対策を考えなくてはなりません。
害虫対策の資料を参考にして下さい。

静岡農業技術支援協同組合　神保　信一