【今週のおたより】

【今週のおたより】

土壌を改良して微生物性を高めるには最低でも3~4年はかかる!

異常気象が農業生産に大きく影響しています。
日本では根菜類に病害が多発しています。
世界ではスペインのオリーブやインドの米、アメリカのオレンジが大幅な生産減少になっています。
前年比でも50~60%の減少と驚くような数字です。
価格も上昇しています。

異常気象はずっと続くと考えなくてはいけません。
今年はダメでも来年は…という事にならないのです。
日本の根菜類に病害が多発しているのは土壌の問題でしょう。
土壌を改善しないと、来年はもっと厳しいことになるかもしれないのです。

土壌の消毒をして、一時的な対応では難しくなったということです。
土壌消毒するほどに微生物はいなくなります。
病害はさらに発生しやすくなるという事です。

土壌消毒ではない、別の方法で土壌の改良が必要になるのです。
土壌の改良には最低でも3~4年はかかります。
その間生産は難しいかもしれません。
これからの農業生産の大きなテーマになります。

静岡農業技術支援協同組合 神保 信一
 
今月のお得な商品のご購入はこちらから
コメント
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。