
今週のおたより
高温障害はなぜ発生するのか!
果物は30%が高温障害で廃棄と言われています。
果物は30%が高温障害で廃棄と言われています。
今回は高温障害がなぜ肥料過多で発生するのかを説明します。
高温障害はいろいろな作物に発生しています。
サツマイモでも「シロタ」と言われて澱粉の生成が出来ず硬くなってしまうのです。
なぜ、それが肥料過多が原因なのでしょうか。
高温障害は生理障害なのです。
生理障害というのは生育異常ということです。
奇形がわかりやすいでしょう。
バランス良く肥料分を吸収できていないということです。
特定の肥料だけを多く吸収する、例えばミネラルでも多すぎると奇形になります。
リンでも同じですが高温障害の場合はチッソです。
根から葉にチッソが吸収されます。
チッソは特に酸化しやすいですね。
酸化が早いということは太陽光に当たると日焼けするということです。
糖にも反応しやすいのです。
チッソで作られた糖は日焼けしやすいということになるのです。
これだけ気温が高くなれば、高温障害がなぜ発生するのかは知っておいた方が良いと思います。
光合成による糖の日焼けはほとんどないのです。
玄米アミノ酸微生物農法 神保信一
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